過去マザーテレサがノーベル平和賞に抗議の意を含め
授賞式に出席しなかった事があった。
しかし彼女は平和賞そのものは辞退せずに、
しっかりと賞金を貰い受け、全額を医療物資に注ぎ込んだ。
なんて素敵な人なんだろうと思った。
正直に言ってノーベル平和賞なんて興味無い。
佐藤栄作氏しかり、金大中氏しかり、オバマ氏しかり。
過去の授賞者のほとんどが平和理念と言うよりも、
パワーゲーム的な駆引きの末に転がり込んで来たとしか思えないもの。
元テロリストで耳を疑いたくなる様な授賞者もざらにいる。
ま、理念より「実」を選ぶといった賢い見方もあるんだろうけど。
しかしそんな平和賞もたまに「凄いの~!」と思う事があって、
中国のどえらい圧力をものともせず、
ダライ・ラマの授賞を決定。
・・・脱帽でした。
そして今回2010年の平和賞もそれに増して凄いと思う。
2010年ノーベル平和賞
劉暁波(りゅうぎょうは)氏
中国の民主活動家
http://ja.wikipedia.org/wiki/劉暁波
日本政府には今回のノーベル賞委員会を
少し見習って欲しい今日このごろ。